システムのパッチやソフトウェア、ファームウェアを最新に保つには、診断および監視ソフトウェアのリビジョン解析機能を使用します。リビジョン解析アップグレードを使って、次を行います。
診断および監視ソフトウェアを有効化するときに、Sun StorEdge Remote Response サービス (SSRR) をリモート通知の通知先として構成できます。Sun StorEdge Remote Response サービスは、システムアラームのリモート通知に応答するサンのサービスです。このサービスはパッチ、ファームウェア、およびソフトウェアのレベルを調べ、更新が入手可能なときに管理者に通知することもできます。Sun のサービスでは、Web サイトか CD-ROM でアップデートを入手できるようにしています。
アップグレード可能なシステムコンポーネントは以下のとおりです。
システム内のコンポーネントは互いに依存関係があるため、パッチや新しいバージョンが利用可能になった場合は、すべてのコンポーネントについてアップグレードを行なってください。アップグレード中には、各コンポーネントが正しくアップグレードされたことを確認します。コンポーネントのアップグレードに失敗した場合は、手順を繰り返してください。再度実行しても失敗する場合は、システムを適切に使用するために、アップグレードが正常に行われたコンポーネント上でそのアップグレードをバックアウトする必要があります。アップグレードに失敗したコンポーネントの説明を添えて、Sun サービスに連絡してください。
リビジョン解析機能で、アップグレードをバックアウトしたり、次のシステムコンポーネントを以前のレベルに復元することもできます。